「察して欲しい」「言ってくれればいいのに」

占いをさせていただく中で、こんな男女間の行き違いをみます。
(夫婦別々で観させていただくことも、度々あります)

女性の言い分

「察してほしい」

男性の言い分

「それなら言ってくれればいいのに」

これ、どちらが正解でも間違いでもないです。


「察して欲しい」

のであれば、はっきり言えばいい。

わからなければ何度でも。


言って欲しいなら、そんな状況になる前に

機嫌が悪くなるとか、何らかサインがあるはずなので

そこをキャッチ、汲み取り

「どうしたの?」

と、聞けばいい。

それだけで、理屈としては解決するように思います、


「そんなことわかってる!」

そうですよね。


しかし、理屈ではわかっててもそうならないのは

「わかるでしょ!いちいちそんなこと指摘するのも嫌だから」

「機嫌が悪いのはわかってたけど、聞けば面倒なことになるから、知らないふりをして機嫌がなおるのを待つのが得策」


それを言わせない空気を、無意識に作っているところもあるかもしれません。

また、わかりたくない何かがあるからかも。


単純にその場の出来事でなく

そこまで相手に思わせるようになったのには

経緯に原因があると思います。


話は少し飛びます***************

相手に「こうして欲しい」

と思うのは

エゴ(怖れ)です。

怒りもエゴです。


ここで素朴な質問。

エゴの反対はなんだと思います?



愛です。

エゴを消すことは、我慢することでなく
寛容な大人を演じることでもありません。


それができるのは愛だけなのです。


話を戻します*************

なので、愛を“経緯”という視点で見た時

日頃から、愛を表現していくことが大切になるわけです。


あなたは相手に対し

愛を表現してますか?


しっかり相手の目を見て

「愛してるよ」

と、言ってますか?


「いつもありがとう」

と、言ってますか?


あるいは、言葉で伝えられないのなら

しっかりハグとかされてますか?


ここで

「今さら」

とか

「かっこ悪いから」

とか

「相手がこんな態度だから」

なんて言わないでくださいよ。


伝えることは、とても重要なことです。

相手がこのような態度になったのは、むしろそれをしてこなかったからなんです。


別れなくてもいい夫婦が別れることになったり

関係をこじらせたり


こんな些細なことと思われるかもしれませんが

叙情的な部分の働きかけが意外と大切なんです。



yuji