ときには負けず嫌いな自分が存在することを肯定し、その力を借りることが必要な時もあると思うんですよね。
(誰でも負けず嫌いなとこ、持ってると思うんです)
どうしても歳を重ねてくると、キレイに自分をまとめようとする習性が自然に身についてしまう。
それがいけないと言ってるわけではありませんよ。
現に自分も30代くらいからかな。
スマートな大人に憧れ、随分大人にまとまってきたところありますから。
また、円滑な人間関係を作っていくうえでもメリットはたくさんあります。
でも、あまりきれいに自分をまとめすぎると、どんどんこじんまりとしてきて
その人本来のダイナミズム(特性・個性)が失われてくる。
たとえばここは踏ん張りが必要かなという時(自分の中での有事の際)も、虚無になってしまい、動けなくなるということが出てくる。
心が折れそうになった時
僕の場合
『なにくそ!』
です
「こんなところでグダグダしてられっか!」
声に出して言うことで、不思議な力が宿ってきます。
そのエナジーは、他人に向けるというより、自分にカツを入れるという意味で。
人間、心と身体が元気なくなると、どんどん内向き思考になっていく。
そして一度弱い方に傾いたベクトルは、反転させるのがなかなか困難になってくるんですね。
気づいたらブラックなポケットに首まで飲み込まれてしまっている。
そんな流れはできるだけ早く断ち切る必要が。
そのためのツール・楔となるのが自分自身に向けた“カツ”なんじゃないかな。
そのカツを入れるための言葉が自分の場合
『なにくそ!!』
です。
これって言葉の響き、強くないですか?
その一言で僕の場合、闘志が奥の方からメラメラ湧き上がってくるんです。
自分は元来弱い人間です。
いまだ、ついつい負けそうになる時がある。
(弱い方に気持ちが流れそうになる時が)
そんな弱い人間だからこそ
『なにくそ!!』
が必要なんです。
自分を鼓舞させるために。
言葉は綺麗じゃない
シンプルにして、泥臭さがプンプン漂っている
だけど、一番自らを奮い立たせる不思議な力を持ってる言葉です。
yuji