人生に苦行は必要か?

紅葉のカーペット、さらに毛足濃密になりました (^^)

僕、思うんです
苦行でやることにいい結果は出ないと。

「いやいややる」
「無理やりやる」
「仕方ないからやる」
どれも自分が望む意思ではありません。

仕事もそう
だけど会社や組織に所属していると、「そうも言ってられない」のも現実。

たとえば上司に
「私、この仕事ほんと嫌なんで、降りても良いですか?」
なんて言えば
<上司>
「君何言ってんだ。嫌でも誰かがやらなきゃならんだろう。そんなわがまま通ると思ってるのか、いい年して!」
と言われるのが関の山。

もしくは
「そうだね・・・君の気持ちは分かるよ。でもさ、ん…じゃあ、代わりに僕がやっておくよ。」
仕事抱え込みタイプの上司の場合、罪悪感を植え付けられるます。

そんな職場ばかりではありませんが、少なからずではないでしょうか。

ほんと嫌な仕事、あなたならどうしてますか?
はっきり断る?
我慢して受ける?
他の人に回す?

ほんと嫌な職場、あなたはどうしてますか?
辞める?
我慢して続ける?
異動を希望する?

ぼくは、基本嫌な仕事はやりません。
それは自営業の特権ですからね。
でも、今勤めに出たと仮定して

1.「とてもダメ、続けられない」
と思ったら、すぐに辞めます。

2.そこまででもないけど
「あまり好きになれそうもない」
だったら、とりあえずやれるところまでやってみる。
まあそうですね、目いっぱいかけても1ヶ月かな
それくらいで判断します。

3.最初は「わりといいかも」
と思って続けてたけど、嫌な面がどんどん浮き彫りにされてきた。
だった場合。
給料を頂きながら、ビジョンを描く
『自分は今後、どんな未来にしていきたいんだろう?』
を真剣に考えます。
明確なビジョンが浮かべば、そこに至るためのプロセスをイメージすることをします。
もしビジョンが浮かばなかった場合
「何が好きになれるだろう」
で考えます。

ここ重要です、何が向いてるかではなく、どんな仕事なら好きになれそうかです。
向いてるかどうかは、好きかどうかとは違います。
たとえば手先が器用だから、ものつくりの仕事が好きだとは限りませんからね。
でも、本当に好きなものって、やってみないと分からないところもあるので
浮かんでこない場合は
とりあえずの、今の好奇心or直感で
「これやってみたい」ってところで探すかな。
で、受けいれてもらえれば
その後は前述の通りにします。

そうやって何度もトライ&エラーを重ねたとしても、まったく卑下する必要なんかありません。
そのうち、本当にやりたいことがみえてくるんです。
純米大吟醸と同じで、お米の外側をどんどん削っていくことで、雑味のない純度の高いお米に精米されていくんです。
逆にトライしてみないと分からないというのもホントじゃないかな。

ぼくはあんまり難しいことを考えるのが得意でないので 笑
というか、難しく考えてる自分が好きじゃないので、すべてシンプルに考えるようにしてます。」

好きか嫌いか
続けられそうか、続けられなさそうか

そんな習慣をつけていくと、自分の感性にしたがうことに躊躇なくなるし、あとで振り返ってみても後悔がないんですね。

また、経験すること(トライ&エラー)は、何らかの形で後々生かされていくので、無駄な経験とは思わないんです。

人生に苦行は必要ありません
無理に続けることありません

苦行を捨て、好きなことを自由に選択してゆける
みんながそんな風になれればいいなと、切に思ってます。