ゆうじです ^ ^
今日は
哀駘它(あいたいだ)の話
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荘司の話に出てくる
哀駘它の話です
昔、哀駘它(あいたいだ)という
醜い顔の男が中国にいました
哀駘它と一緒にいると
男も女も彼にメロメロになって離れられなくなる
若い女性は、誰かの嫁にならなくてもいいから、
哀駘它(あいたいだ)の妾になりたいと
親にねだるまでに
また、妾希望の女性が数十人もいたとのこと
果ては、ある国から宰相になってほしいとまで言われる
哀駘它(あいたいだ)は、醜いし、決して賢いわけでもない
愚鈍といっていいほどの男だったそうです
彼の何が人々を引き付けるのか?
彼には一貫していたことがあります
それは
「和して唱えず」
人々の話をただ 受け身で聞くだけ
彼と接した人は、心が穏やかになる
暖かい気持ちになる
なぜ人々が哀駘它(あ いたいだ)に
それほどまでにメロメロになるのか
それはつまり、否定しないから
他人を否定しない
醜いであろう自分を否定しない
すべてを否定しないからです
否定しないことって
難しいのです
表面上否定しなくても
本音のところで否定していると
それは伝わります
否定しないところに
哀駘它の人としてのキャパの大きさはもちろん
全ての人、生き物、自然
森羅万象に対する寛容さを感じさせるのでしょうね
寛容さは愛です
否定されないことで
人はどれだけ悲しくことが減るのでしょう
人はどれだけ傷つくことが減るのでしょう
あるいは
どれだけ楽に生きられるのでしょう
どれだけ悦びを見つけられるでしょう
荘司は哀駘它の生き方を通して
それを、我々に伝えているように思います
今日も読んでくださり
ありがとうございます
おかげさま(=^x^=)
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