“好きな他人”“嫌いな他人”の共通項

“おかげマインド”セッションを受けられているKさんに

「好きな他人 嫌いな他人の共通項、傾向をみてみる」

という、ちょっと難しい宿題を
前回のセッションで出しました。

彼女の答えは秀逸!

「意思が固い人、自分を持っている人
そんな人が好きであり、また嫌いでもある」

掘り下げて伺ってみる

「その、“好きになる”“嫌いになる”の境界線はどこにありますか?」

Kさん

自分を持っている人でも

「主張が強くない人が好き」
「間の取り方が違う人は苦手」
「配慮のたらない人は嫌い」

興味深い答え。


そして

「最近の出来事からも、気づきがあったんですが
“これは自分の中にあるもの(好きな人の部分と嫌いな人の部分、両方)”でもあった、と。」

Kさん、素晴らしい気づきです^^

好きな人、嫌いな人の共通項など
無いように思われがちですが、じつはあるんです。

そして、それは自分の中の共通項でもあります。

他人は自分の投影ですから
他人をみながら安心するところもあれば
逆に、自分自身の嫌いな部分が刺激され、腹が立つこともあるんですね。

つまり

好きな人の中にも
嫌いな人の中にも
自分がいるんです。

好き嫌いを分つのは
「こんな人になりたい」
と思える人と

「こんな人にはなりたくない」
と思える人。

ひょっとして、“なんとなく”からくる
感性かもしれません。


そしてこんなことも仰ってました
「好きな人より、嫌いな人から学ぶことって多いですね」

教師と反面教師
どちらも自分を写してますし
どちらかも観察次第で、気づきや学びはあります。


嫌いな人を赦すのでなく
嫌いな人をみて、自分の中の嫌な部分に気づき
そこを赦すこと(“エゴ”ではなく“愛”を選択すること)
ジャッジを手放すこと

それが
結果的に嫌いな人を赦せることにつながっていくんですね。

無理することないです。
時間がかかることもありますが、それを信じていくことで
安心するところもあります。


yuji