「出来なくて当然」マインド

小学生のときの僕は、完全無欠の落ちこぼれでした

 

成績は3段階評価

「良い」「普通」「もう少し頑張りましょう」

の最低

「もう少し頑張りましょう」の段に、◯印が横一列

それは美しく並んでました　苦笑

 

端っこに目が届くと

ようやく体育と図画工作だけが「普通」

 

 

それだけならまだしも

忘れ物は多いは

クラスメートの体操服の背中に習字で落書きするは

いじめて泣かすは

 

 

授業中は落ち着きがなく

先生の話は全く聞いていない

先生からはこんなことも

「授業中、落ち着きがない」

「発言するのはいいが、間違った答えが多い」

 

当時その言葉は無かったと思いますが

発達障害だったと思います

 

 

特殊学級にも入りそうになりました

「俺って、ほんと何やってもダメだな」

 

 

ダメな自分を自己卑下することもなかったので

奮起することもない

 

「これが俺だから」

現状を、安息の地にしていました

 

 

僕と違って２つ上の兄は学力優秀

いつも比較の対象となっていました

 

 

修了式の日

通知表を持って帰るのが嫌だった

なぜなら兄とは正反対だったから

 

 

兄弟でお世話なっていた家庭教師には

「お兄さんの方は問題ないですが

弟さんの方は、教えていく自信がありません」

箸を投げ出される始末

これ相当でしょ^^;

 

 

昔は

「なんで頑張らないんだ」

とか

「根性が足らない」

など根性論に訴えてくる時代でしたね

 

 

でも、そこんところはがんとして譲らず

落ちこぼれ人生を貫いていたのです

 

 

中学に入り、少しずつ変わり

中3で、やっと勉強する気になれたので

高校には行けました

 

 

そんな僕の落ちこぼれ人生ですが

役に立つこともあるんですよ

 

それは

そんな数えきれないくらいのダメ経験したからこそ

僕の中で

「出来なくて当然」マインド

が、育っていったことです

（これ、自慢して良いのかな？　笑）

 

 

 

「出来なくて当然」

「出来ればラッキー」

というマインドを幼少期の10年で

心の底まで染み込ませることができたのです

 

 

これって、自分で言うのもなんですが

じつは地味にすごいスキルだと思ってるんです

 

 

僕が身につけたスキル中でもトップクラスと思ってます　^ ^

なぜなら、チャレンジすることの怖れがなくなるから

 

特に自営業やってて思うんですよね

自営業って、自分の思い一つで好きなようにやれるじゃないですか

 

 

まわりくどい手続きも

上司の決済もいらない

 

 

思い一つでなんでもできるのです

その反面、失敗も成功も自分で背負うことにはなりますけどね

 

 

チャレンジする時、一番高いハードルは

「できなかったらどうしよう」

「失敗したらどうしよう」

の不安、怖れです

 

しかし、僕が身につけたスキルは

そこんところが見事に欠けてますから

チャレンジができるのです

 

 

チャレンジして失敗したら

やり方を変えればいい

それでもダメだったら

他のことすればいい

 

 

というマインドに直ぐに切り替えられるのです

当たり前のことですが

チャレンジしなければ何も変わりません

何も生まれません

 

 

チャレンジしなければ失敗もない代わりに

得るものもない

 

 

チャレンジすれば

１００に１つはまぐれ当たりするかもしれない

 

バッティングセンターで、バットを振って当てられなくても

バットさえ振り続けていれば

150キロの速球でも、いつかまぐれ当たりもあります

 

 

その時の確率が低けれ低いほど

逆に当たった時の悦びはひとしおでしょう

 

 

１つの悦び体験のための

99の布石

 

 

99があっての１

それが「99のおかげで」

おかげマインドにつながっています

 

 

何やってもダメ

失敗体験の多い人ほど

幸せになれる

僕はそう思っています

 

 

やりたいと思ったことがあれば

恐れずにチャレンジしましょう

バットを振り続けましょう

 

 

ととえ当たらなくても無心で振っているその時は

マインドフルネスになっていますから

 

 

マインドフルネスは

少なくとも執着から解放してくれる

今、この時のあなたを救ってくれるのです