ゆうじです ^ ^
自宅近くでカブトムシをみつけました
リアルで見たのは何十年ぶりでしょうか♪
今日は
repair 夫婦のカタチ 1
〜夫婦は分かりあえない〜
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夫婦仲についてのご相談を
よく受けます
女性サイドの言い分
「夫が話を聞いてくれない」
「何回言っても靴下は脱ぎっぱなし」
「自分のことだけで、家事や子供の面倒をみてくれない」
男性サイドの言い分
「妻の話がとにかく長い」
「すぐにイライラする、何が不機嫌なのかわからない」
「俺の言い分を聞いてくれない」
あげればまだまだ、たくさんありますが
ざっと今あげたことはよく伺います
夫婦仲
愛し合って結婚し
最初はうまくいっていたはずなのに……
どうしてすれ違ってしまうのでしょう
男女の惹かれ合いは
ホルモンがそうさせている面は否めませんが
一時の情感によるものだけでもない気もします
夫婦は、密接にして最小単位のコミュニティ
ここが上手く噛み合って機能していければ
大概のことは解決していけるのではないか
そんなふうにも思っています
たとえ親子間で確執があっても
たとえ友人との関係がギクシャクしても
たとえ職場の中で孤立していたとしても
ということで
夫婦仲をもっと向上させたい方
すでに亀裂が入っている方で
修復の方向に持っていきたい方
どうしたら良いか
これから不定期ですが、何回かに分けて
夫婦関係を考察していきたいと思っています
では、まず《第1回目》
サブタイトルは
〜夫婦は分かり合えない〜
「夫婦だからこそ、相手のこと理解したい」
「わかり合いたい」
「わかり合ってこそ夫婦」
お気持ちはよくわかります
そして、それを目指してゆくことも
大事なことと思っています
ですが残念なことに
夫婦は基本、分かり合えないものです
夫婦に限ったことでなく
基本、人は分かり合えないものと僕は思っています
そんなこと言ったら
元も子もない話になってしまいますね 汗
ここで注意したいことは
「理解しあってこそ夫婦」
が前提にあると
「どうして私(俺)のこと、わかってくれないの」
が出やすくなるということです
親子ですら分かり合えないことが多いのに
ましてや赤の他人、違う環境で育ってきた二人
価値観も何もかも違う二人が
「結婚したから、今日から相手のこと理解して
結婚生活を送りましょう」
と言っても、当然そこには齟齬が生まれます
そして、それを解消するために
夫婦は、話し合いを重ねます
不断の努力を重ねることでしょう
しかし、そんな思いとは裏腹に
齟齬はやがて小さな歪みをつくる
そしてそれが大きくなってくると
ヒビとなる
亀裂を修復できないとなると
完全に分断
離縁という選択肢がチラついてきます
夫婦は、もともと分かり合えないもの
そんな視点があってもいいのでは
分かり合えると期待するから
「わかって欲しい」
が強くなるのです
「分かり合えないのが夫婦」
そんなスタンスでいくと
少しでも、わかってくれたことを実感できた時
それは悦びに繋がります
「わかってもらえない」
イライラより
「わかってくれた」
悦びを感じるほうが
建設的な気がします
僕は、30年近く前に結婚しました
結婚当初から
夫婦のヒビに気づいていました
何せ、性格も価値観も大きく違っていましたからね
たとえば
僕は何かにつけてアバウト
ザルの目が粗い
彼女は繊細でしっかり者
ザルの目が細かい
僕は“イケイケ・ドンドン”タイプ
彼女は“じっくり・ゆっくり”タイプ
僕は時間を守ることを大切にする
彼女はしっかり対応することを大切にする
それは齟齬が生まれますよね
しかし、そこに気づかないふりをして夫婦生活をしていきました
「彼女のやり方があるから」
しかし、腹の底では
「自分のやり方に対して理解を示してほしい」
「自分の価値観に追随してほしい」
時にモヤモヤを抱えながらも
「これが夫婦、結婚なんだよな」
と、妙な言い聞かせをして自身を納得させつつ
時間は過ぎてゆく
やがて、子供が産まれ
夫婦とも仕事に追われ
互いに仕事も責任ある立場になってくる
そうなると、それだけでストレス指数はかさ増しされる
ましてや、家族の問題
嫁姑問題などが加わると限界点に
その時に、よく思ったのが
「何でわかってくれないだろう?」
「何で俺の(私の)立場を理解してくれないんだろう?」
それは、彼女も思ったことでしょう
互いに行き違ったまま平行路線を歩む毎日に
平穏な時はまだいいですよ
でも、イレギュラーなことが起きて
不安が募ってくると
相手のちょっとした言動に
傷ついたりするものです
今思えば
「夫婦は分かり合えるもの」
根底にあったそんな甘えの構造が
夫婦関係にスコトーマを作っていたのです
「夫婦は分かり合えないもの」
まず、それを前提にして夫婦生活を営むと
今まで見えなかったものが見えてきます
僕の場合は
自分の“欠け(自分に足らないもの)”を補うものが
そこ(違う価値観の中)にはある
と言う気づきでした
先の話に当てはめるなら
【彼女は繊細でしっかり者
ザルの目が細かい】
【彼女は“じっくり・ゆっくり”タイプ】
【彼女はしっかり対応することを大切にする】
現在、まだまだ未熟ですが
少しはまともになれたのは
彼女のおかげです
ドライな言い方に聞こえるかもしれませんが
夫婦はシェアハウスの住人以上
気の合う友人以下
でも、何かあった時は親友以上
にスイッチできる関係
そして、“欠け”を埋める可能性を
相手にみられる関係
それが望ましい気もします
そうすれば、相手に対して執着しなくて済むでしょう
「わかり合えないことがわかること」
「わかり合えないところに、
“欠け”を満たすきっかけがある」
それが、30年近くの夫婦生活で学んだことです
そして
わかり合えるところまでは、
いけないかもしれないけれど
わかり合えないから、わかろうとする
その心の持ちようと、プロセスの中にこそ
違う価値観の二人が
生活を営むことの意義があるのではないでしょうか
これはあくまで私感ですが
今日も読んでくださり
ありがとうございます。
おかげさま(=^x^=)
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