息子の反抗期からの贈り物【対人関係と成長の秘訣】

エゴを手放してハートで生きる

ハイヤーセルフの『ハートの法則』で

自分軸と自信を取り戻し

“愛”と“感謝”の人生に導ける

カウンセラースクール

ハイヤーセルフカウンセラー養成講座

代表の森規巳子（きみこ）です。

先週の日曜日、

一人暮らしをしている息子から

「今日そっちに帰りたいんだけど

都合大丈夫？」

とLINEがありました。

感染対策をしつつ、

久しぶりに家族3人で

夕食をともにしました。

息子の好物をテーブルに広げて

さぁ食べようか！という段になった時です。

「あのさぁ、コレ」 と息子。

驚く父母にひとこと。

「今日、父の日やろ？」

私と夫「えええ～！」

聞けば、

「父の日のプレゼントを渡すために来た」

のだと…！

まさかまさか

息子がそんなことを考えて

貴重な休みにわざわざ

尋ねてきてくれるだなんて

予想も期待もしていませんでしたし、

主人も私も

今日が父の日であることすら

忘れていました笑

「これ、俺が一番好きなお酒だから

ぜひ飲んでもらいたくてさ」

「そういえば、

お酒の制限とかしていなかった？

持ってきちゃって大丈夫だった？」

そんな気遣いまでしてくれました。

主人も私も感動…！

声も出ませんでした。

（しかも「母の日に渡せなかったから」と、

私のためにココナツのリキュールも

持参していました…！）

息子は小さいころから

心の優しい子でした。

その分シャイで

自分の気持ちを表現するのが

苦手だったり、

つい人と比べて

劣等感を抱くことも多く、

「自信がない」

「どうせ俺はダメだ」

とよく言っていました。

加えて

反抗期が早く始まり

長く続きました。

当時の私たち夫婦は

人としても親としても未熟でした。

そんな息子を案じるあまり、

「息子のため」

「親の責任」

という名目（めいもく）のもと

あれこれ干渉したり、

思春期には特に

厳しく接してしまいました。

その結果どうだったかと言えば

親子関係はギクシャク。

息子はますます頑（かたく）な

になる。

かえってよくない状況が

続いてしまいました。

それもそのはず。

それらは息子のためではなく

―――――――――――

親の自己満足のため

親の不安を消すため

親にとって都合が良いように

子をコントロールするため

――――――――――――

だったから。

つまり、

―――――――――――――――

愛（無条件の愛・自由・信頼・安心）ではなく

エゴ（疑い・焦り・不安・期待・コントロールしたいという執着）

でやっていたこと

―――――――――――――――――

だったからです。

スピリチュアルでは、

【人は自分の心の投影】

【相手は鏡】

と捉えます。

こちらが【エゴ】の心で向かえば

相手も【エゴ】で返してくるのです。

幸い私と主人は

自分たちの間違いに

気づくことができました。

そこで息子との関わり方を

180度変えました。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

息子を信じる

彼が自由に生きることを

全力で応援する

何があっても

世界中が敵になっても

私たち夫婦だけは味方でいる

なにも期待しない

お互い一人の人間として

尊重し平等に接する

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

この５つを心掛け

エゴではなく愛で向き合うと決めて

コツコツと実践し続けました。

はじめは難しかったです。

ついつい気になってしまい

口を出したくなったり。

勝手に先の心配をしたり。

「こうしてくれたらいいのに…！」と

もどかしく思ったり。

でもそれに気づくたびに

ハイヤーセルフに助けを求め、

自分の内側にあるエゴを差し出して

消してもらいました。

何度でも何度でも。

数えきれないくらいの回数繰り返し

ハイヤーセルフに委ねました。

それが習慣になった頃

私たち夫婦の心に

変化が起こり始めました。

息子のことが

良い意味で気にならなくなったのです。

息子のことを話題にする時

夫婦の会話の最後はいつも

「なんとかなるわ」

「息子の人生だから、彼の好きなようにすればいい」

というセリフと、

笑顔と安心感で終わるようになりました笑

すると

それが鏡に映るかのように

息子にも良い変化が起き始めました。

ある日突然

「一人暮らしをするわ」と言い出し、

あっという間に引っ越していき

自力で好きな仕事を見つけました。

さらには

精神面も言動も目覚ましく成長し

人としてどんどん磨かれていきました。