肩こりは‟頑張り”と‟我慢”のバロメーター

これは僕独自の見立てかもですが
17年間、整体師として数多くの方をみさせて頂いていて思います。

肩こりする方の一つの傾向として

「頑張り過ぎている場合」
右肩のコリとなって表れやすく

「我慢し過ぎている場合」
は左肩のコリとなって出やすい
ということです。

右は男性性を表し
左は女性性を表すと言われています。

右利きの方のキャッチボールを想像してみてください。
右手でボールを投げ、左手につけたミットで受けますよね。

これは手相にも当てはまりますが
右は差し出す手
左は授かる手なんです。

男性性を一言で表すなら「積極性・行動・外・陽」
女性性を一言で表すなら「消極性・受動・内・陰」

男性は古くから外で仕事をするというイメージ。
女性は家にいて内を守るというイメージ。

そんな性質が偏り過ぎると、右と左に分かれて出やすいように思っています。
これは東洋整体の“陰陽バランス”の観方でもあります。

これを踏まえ、右肩がこりやすい方は、男性性が強くなっているので
「最近の自分、頑張り過ぎてるな。もうちょっと肩の力抜いたほうがいいな」

対して左肩がこりやすい方は、女性性が強くなっているので
「近ごろ我慢し過ぎてるな。もうちょっと相手に自分の気持ちを伝えた方がいいな」

コリをバロメーターとするなら
そんなことを意識されると良いかも知れませんね。