ゆうじです ^ ^
今日は
「こうなったらどうしよう‥…」の幻影
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あなたは
「もし、こうなったらどうしよう‥…」の幻影に怯えること
ないですか?
怖れていることが現実になった時のことを想像すると
とても怖くなる、というのです
そんな先読みの不安に押しつぶされそうになると
人は四六時中そのことに頭が支配される
今、目の前のことに集中できなくなる
目の前にあるご馳走も美味しく感じられなくなったり
好んで聴いている音楽でさえ、雑音でしかならなくなる
そして、「もし、そうなったらこうする」
対処法の
プランAやプランB、Cを
脳内で細かくシミュレーションするようになる
そのシミュレーションすることで、
さらに怖れは強化される
渦潮に引き込まれていくことに
仏教では、
「苦しみは起きた事象でなく、心が作り出している」
という捉え方をしています
それはどういうことかと言いますと
「戯論(けろん)」と言う心に存在する拡張機能が
怖れという幻想(実体のないもの)を
作り出し、さらに大きくしていくということです。
苦しみの正体は、心に存在する怖れの拡張にあります
たとえば、自分が言った一言に対し
相手は特に何も感じてなくても、自分が
1.「相手はひょっとして嫌な思いしてないかな」
↓
2.「その後、表情が変わったような気がしたから、
きっと気分を悪くしたに違いない」
↓
3.「私のこと、怒っているに違いない」
という妄想を拡張していくことです
もし、言いすぎたと思ったとしたら
その時点で、謝ってすむことも
拡張していくことで悩みから離れられなくなるのです
それは心の習慣性として、誰でも持ち合わせているものです
その拡張機能を働かせないためにするのが
禅であり、瞑想です
禅の基本は
呼吸に意識を1点集中させること
それを「止(し)」と言います
そして次に感覚器官が受け取ったものを
ただ観察すること
それを「観(かん)」と言います
「止」と「観」
をすることで
怖れが拡張されることを防止できる
という仕組みです
「こうなったらどうしよう‥…」
という怖れから解放されるために
もしかしたら
人は仕事に夢中になるようにしているのかもしれません。
趣味に没頭するようにしているのかもしれません。
「もし、こうなったらどうしよう‥…」
不安を感じやすい方
戯論の拡張機能をはたらかせないような
何かスキルを持ているといいですね。
今日も読んでくださり
ありがとうございます
おかげさま(=^x^=)
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