日本人は諸外国の人と比較して自己肯定感が低いみたいですね。
とある高校生を対象とした調査によると
「自分をダメな人間だと思う」という質問の解答
「そう思う」が アメリカ人45%に対し、日本人は実に7割超えてるんですね。
自己肯定感の低さの原因は様々だと思いますが
ひとつは“NO”が言えないところにあるのではないでしょうか。
NOが言えないメンタリティ、その奥に潜むのは
「嫌われたくない」
があるように思います。
ハッキリ言ってしまえば、相手のことを慮っているようで、じつは自分が傷つきたくないんです。
以前のきみこさんは、NOが言えない人でした。
僕に対しては言えても、他人には言えない。
頼られると、誘われると
本意でないのについつい良い顔してYESしてしまう。
それがどんどん変わっていき、今でははっきり言えるようになってきました。
大きな変化です。
YES⇔NOが自己肯定感に関係しているとすれば、随分彼女の中で自己肯定感が高まったことの証になるでしょう。
NOを出すことはある意味、嫌われることに直結することがあります。
したがってとても勇気がいること。
でも、それを恐れてYESを出せば、相手に対して嫌われることはなくても
今度は自分のことが嫌いになっていくんですね。
心理学者のアドラーが提唱している
『課題の分離』
それは
≪他人の人生を自分が生きることなく≫
また
≪自分の人生を他人に生きてもらうのでもない≫
≪自分の人生を自分で生きるため≫
いわば自分好きになるための生き方のスキルだと僕は思っています。
シチュエーション的に難しいこともありますが、NOと言うレッスンを少しずつ積んでいきましょう。
そうすれば自己肯定感は自然に高まっていきます。
少しずつ自分を好きになっていきます。