「“せいで”を“おかげ”」に
自利利他⇄利他自利
のループに入って
心の最適化をはかる
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きみこさんがつくった餃子
彼女は餃子が得意
「めっ・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
ちゃ
美味しいです！」
これくらい“・・”のタメがあるほどです
あー息、苦しかったぁー 笑
ぼくの中では世界一です
今日も作ってくれた彼女に
そして、お互い美味しく食べられることに感謝
▼先日、彼女が作ってくれた餃子
「すべてのものに実体は無い」
「単体で存在するものは何もない」
これは般若心経の柱となる
『空』の概念です
「わたしが見ているものは明らかに存在する」
「私が思っている事は真実」
と、人は思ってしまいますよね
特に悩みが強くなるとそう思いがちに
ゆえに苦しい
悲しい
つらい
腹も立つ
しかし、目の前に見えているものは
本当に真実でしょうか？
事実と真実は違います
たとえば
「私はこういう性格だから」
これ真実でしょうか？
「どうせあの人は
私のことをこう思っているから」
果たしてこれ、真実でしょうか？
思ったことは紛れもない事実
でも、それが真実とは限らないですよね
ひょっとして
私の中の思い込み（事実）が
真実と重ねているのかも
私の中のルール
私の中の流儀がそう思わせようとしているのかも
世の中のものに絶対はありません
それを知ることで
「すべてのものに実体はない」
空の真理は理解していけます
また、単体で存在するものは何もない
これを理解するには、家を想像すると良いでしょう
家は多くの柱や屋根
壁、基礎、瓦やスレートサッシ、窓
コンクリートなどで作られていますよね
いくら1本300万円の屋久杉であっても
柱を家と言いません
1枚のサッシも家とは言いません
それらが全てミックスされて初めて家は成り立ちます
人と人の関係もそうです
私1人では存在しません
家族や会社の上司・同僚・部下
あるいは友達
ご近所さん
そのようなつながりがあって初めて私は存在します
「私は誰とも交流していない
から人とつながっていない」
と思う方もひょっとしてみえるかもしれませんが
そうではありません
なぜなら、今日食べたお昼ご飯
あなた自身が調理したとしても
その素材となるもの
お米やお野菜、調味料
そういったものは誰かが作ったものですよね
その誰かが作ったもの
いわゆるパーツを組み合わせて作ったものが調理であり
今日もそれを食べているわけです
拡大解釈していけば
ご飯を盛るときのお皿やお茶碗
口に運ぶための箸
それも自分が作ったものではないですよね
さらに食べ終わった後、水を流して洗います
その時に使う洗剤・お水
それも自分が作ったものではないですよね
必ず何らかの関わりがあって
大げさな話に聞こえるかもしれませんが
今日1日、命をつなぐことができるわけです
それを仏教では諸法無我といいます
これらの考え方はなぜ必要でしょう
これらは、私が私であるため
ありのままで私のでいるため
そして、私は生かされ求められ
私はひとを生かし求めている
それを理解するためと思っています
共存共栄
これ、楽に生きていくための法則ではないでしょうか
楽になりたい
そう思われる方は、ごまんといるでしょう
楽になるためには
まず自分の中の常識をみつめ直す必要があります
楽になるための智慧は
私の中の常識の外側に存在するかもしれません
もしそうであるなら
それをいち早く見つけ
私の中の“正しい”“間違い”の
ジャッジメントを外していくことこそ
楽に生きていく道のりに値するのではないでしょうか
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