「すべてを“おかげ”」に
おかげマインドスクール、講師のゆうじです^ ^
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自分のことって
わかっているようでわかってないですよね
僕は若い頃、職人に憧れていました
そして向いているとも思っていました
最初に勤めた鉄道会社には
スーパー職人と呼ばれる域の方が何人かいました
旋盤職人
溶接職人
塗装職人
板金職人
電気工事の職人
愚直に一つのことを極めていく
そしてこの人でなければ的な
ゆくゆくはそんな人になれたら
羨望の眼差しで諸先輩方の仕事ぶりを見ていました
しかし、僕は仕事をしていく中で気づきました
残念ながら職人には向いていないことに
なぜなら、あるところまでいくと
そこで満足してしまうから
そして、また他のことがやりたくなるから
ほんとは「もっとそこから極めていけばいいのに」
まわりから言われることもしばしば
ただ
僕は職人には向かないけれど
マルチにこなす能力はそこそこあることに
ある時、気づきました
つまり、「狭く深く」より
「広く浅く」が向いている
ちょうど僕が配属された職場は
”広く浅く”
どんなことにも対応できる能力が求められていたので
僕には向いていたと思う
たとえば
「電車が栄町の駅で起動不能で立ち往生
すぐに向かってください！」
「三郷の踏切で車と接触事故
すぐに向かってください！」
などと運行指令から連絡が入る
どんな状況か分からなくても
尻込みすることなく現場に出向くことができたのも
その性質のおかげです
あともう一つ
他人がやっていないことをやりたい
裏を返せば他人と同じことはやりたくない
（進◯郎さん構文ですね 笑）
これ、僕のあまのじゃくなところなんですけど
なので、マニュアルに従いたくないとこ
多々あるんです
たとえば家電とか組み立て式の家具とか買うと
取説をみたくない
「とりあえずやれるところまでやって
わらなかったら取説をみる」
みたいな
非効率でしょ 笑
それが生き方にも表れていて
「とりあえずやってみよう」
「つまづいたら、そんとき考えればいいや」
的な
そんな性分ゆえに
随分無駄なことをしてきました
お金も使ってきました
でも、それが趣味で始めたワイヤークラフトの中で活かされている気がする
独学でクラフトし
そこにやりがいを見出すという
ここで自身の性質を洗い出してみます
・職人には向いていない
でも、いろんなことにチャレンジする好奇心はある
・マニュアルを見るのが好きではない
自分の好きなことを自分のやり方でやりたい
飽き性も
非効率な性質も
先に挙げたような他の性質と掛け合わせると
アウフヘーベンされる
これ、見方によっては”わがまま”ですが
それらを活かした仕事や趣味を探していければ
それが幸せに生きるための手引きになる
ということでしょう
無駄で非効率なこともあれば
一方でそれが役立つこともある
それを長所と捉えるか短所と見るかはその人次第
そこには良いも悪いもありません
僕、思うんです
仕事なり趣味なり
やりたいこと見つけをする場合にすること
自身がどんな造形の歯車をもっているか
まず表に出して観察してみる
その中からピッチが合致しそうな歯車をいくつかピックアップして噛み合わせてみる
たくさんのパーツの中から噛み合わせを見るので
ベストカップリングはすぐには見つからないかもしれません
だけどそれが見つかり掛け合わせらたとき
時計の針は動き出します
そこには新しいパーツは必要ないかもしれません
手持ちのパーツをどう繋げられるかだけ
のような気もします
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