「泣いたカラスがもう笑った」

「泣いたカラスがもう笑った」
って、ことわざ
ありますよね。

これ、すごいと思いません?
この短いセンテンスの中に

「泣く」というネガティブな表現と
「笑う」というポジティブな表現が入り混じってるんですよ^^

そして、オセロのような間合いで黒(泣く)から白(笑う)にひっくり返してしまうんですから。
ちなみに順序も絶妙です。

これは無常感が盛り込まれた哲学!笑


辛いこと、悲しいこと、腹が立つことあったときは
こらえないで泣けばいいんです。

泣いてスッキリさせた後 笑いたくなったら素直に感情に従い笑えばいいんです。


このスキルがあれば、ひとはどんな環境下でも生き抜いていけます。

子供はそんなスキルに長けていますよね。
だけど大人になるにつけ

「もう子供じゃないんだから」
「ここで泣いたらどう思われる?笑ったらどう思われる?」
「人目が気になるじゃない」

などの理由をつけて、こらえてしまう。
そこが、感じることを下手にさせてしまってる理由の一つかもしれません。

その時々の感性に従い、それを実直に表現できるって
僕は、素晴らしいことだと思います。

感じることが上手にできるようになると、考え過ぎる習慣は消えていきます。
考え過ぎてしまう方には

ぜひ

「泣いたカラスがもう笑った」
的な生き方の実践を試みられては。

湧き上がった感情は、できる限り早い段階で、成仏させてあげましょう。



yuji