差別・偏見・蔑みに対して僕らができること

オリンピック委員会の方の、女性蔑視発言が話題になっていますね。

僕も、差別・偏見・蔑みに関しては
不快感を禁じ得ません。

これらのない世の中にしていきたい。
常々、思ってます。


今はS N Sの普及で、情報が瞬時に
そして一気に拡散されます。
知りたいニュースも、そうでないニュースも。
正しい報道もあれば、そうでない報道も。
人々は報道に引っ張られ、揺さぶられていきます。

「悪を罰する」
という大義名分のもとに。

本当はそこまで思ってなくても
ノリで同調してしまうところって
ありますよね。

いき過ぎた同調は
かえって、火に油を注ぐことになり
怒りの矛先がそのことではなく
自身の不満を発散させることにすり替わってしまいかねません。

もちろん、傍観者になることを勧めてるわけではありません。
ただ、まわりの動きをみながら
引っ張られてしまう人が増えてしまうことが
世の中にとって良いことか
と考えると、疑問を抱かずにいられません。

差別・偏見・蔑み
それは各々の人の中にも多かれ少なかれ存在します。
そこに対して個々でできること
それは

外部からの刺激(実体験や報道など)を受けた時
「そうだ!そうだ!」
とすぐに同調するのでなく
一旦立ち止まり

「そんな差別・偏見・蔑み
自分の中にも存在していないか?」
内観すること。

そのうえで
発言することが正しいことかを判断すること。

そして、自分の中にも存在することを確認できたら
まずは、そこを赦していくことが
求められていることかもしれません。


ちなみに、冒頭の報道にある
僕と同じ苗字の委員会の方には

「どうして、こんなこと言っちゃうかな???」

頭の中で、クエスチョンマークがいくつもついてます。



yuji