答えの出ない禅問答

 

こんばんは!

 

「“せいで”を“おかげ”」に

おかげマインドスクール、講師のゆうじです^ ^

 

 

今日は

答えの出ない禅問答

 

 

『おかげマインド

〜自分軸と自信を育てるために〜』

 

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「古池や

蛙飛び込む

水の音」

 

松尾芭蕉が詠んだ有名な俳句ですね

 

この句は

江戸時代、当時芭蕉の師である仏頂禅師に向けて

詠んだのが原型です

 

 

ある日、仏頂は芭蕉の住まいである芭蕉庵を訪ねました

その時、彼は芭蕉に現在の心境を尋ねます

 

その問いに芭蕉はこう答えました

「雨がさっと降って、青い苔が鮮やかである」

 

 

仏頂禅師は切り返します

「では、青い苔が生じる前

春雨がまだ降っていないときの仏法とは

どのようなものか」

 

その問いに答えたのが

「蛙飛び込む水の音」

です

(“古池や”の初句は後につけられました)

 

それを聞いた仏頂禅師は

芭蕉が悟りの域に到達したことを感じ

印加状(卒業証書)を与えたそうです

 

 

禅は、目に映る色や景色

形や美しさに

目を奪われることなく

その奥や背後に潜んでいる本質を見極めようとします

(千利休が唱えた「侘び寂び」もそうですね

茶の湯を通して、質素な中に豊かさを観ることをしました)

 

 

また、執着から離れ

清浄無垢な心の状態をつかむことを目的としています

 

それを「無の境地」

つまり“悟り”と定義しています

 

 

禅が目指す「無」の境地に芭蕉が到達したことを

この俳句は示しているのですね

 

 

 

禅問答に明確な答えはありません

なので正解も間違いもありません

それは、我々が生きる日常においても同じことが言えます

 

 

ただ、そんな中で自分を成長させるため

禅においては悟りに到達するため

日々精進を重ねます

 

 

答のない人生の中で

答えを見つけようとする

その心構えこそが禅のエッセンスです

 

それには

普段から観察意識を持つことが大切になってきます

 

 

起きた事象について

これは「何を自分に気づかしてくれるのだろう」

 

それこそ禅で言うところの

「その奥や背後に潜んでいる本質を見極める」

ことをするわけです

 

 

 

僕らが日常発している

「挨拶」

これも、じつは禅問答からきているんですよ

 

「挨」には「押し開く」「互いに心を開いて近 づく」という意味が

「拶」には「迫る」「擦り寄る」という意味があります

 

つまり,お互いの心を開いて, 相手の心に近づいていくという意味になります

 

師が、弟子と組み交わす会話の中で

どれだけ、弟子が悟りに近づいているか

(成長しているか)

 

観察を深めているかを見極めるための

テストなのです

 

 

人生は答えの出ない

自問自答の禅問答のようなもの

 

 

重ねて言いますが

正解も間違いもありません

 

 

そんな中で

自分を深く知る

そのためにはよく自分を観察する

 

そして、そこから自分がどれだけ

喜び溢れる充実した人生を体現できるか

 

それを考える心に

禅はあると思っています

 

 

 

今日も読んでくださり

ありがとうございます。

おかげさま(=^x^=)

 

 

 

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自由に

自然に

自分らしく

 

 

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