般若心経エッセンス〜観音さま〜

 

「すべてを“おかげ”」

おかげマインドスクール、講師のゆうじです^ ^

 

今日は

般若心経エッセンス〜観音さま〜

 

 

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般若心経は、「観察」することを重視します

 

その「観察」

語源は仏教語だそうですね

 

ただ観察とっても

我々が解釈しているのとは少々異なります

 

 

仏教的な観察とは

対象物と一体になること

 

 

対象とするものとの間で

主体と客体を分けない考え方

 

つまり「私が」とか

「あなたが」とか

分けない考え方

 

主観と客観が別れる以前のものの考え方を表します

これを、二元的でなく非二元的な考え方とも言います

 

 

あなたは経験ありませんか?

赤ちゃんに離乳食を食べさせる時

「あーんして」

と言いながら、与える自分の口も開いていること

 

 

自分と赤ちゃんが一つになる

この時、観察していることになります

 

 

好きなミュージシャンのLiveに行った時

歌い手と観客、会場が一つになる感覚や

 

好きなチームの野球観戦

選手と観客が一つになる感覚

もそうですね

 

 

映画で喩えるなら

亡くなられた樹木希林さん

とても演技が自然でした

 

映画『日日是好日(にちにちこれこうじつ)』では

どこにでもいそうな普通のマダムにもなりきりつつ

茶道の先生にもなりきっていました

 

 

古いハリウッド映画では

『エデンの東』と言うのがありました

 

主演のジェームス・ディーンは

父親の愛情に飢えた多感な青年を演じるのですが

もはや演技を超越して

主人公、役柄のキャルになくなりきっていました

 

 

なりきりの演技

主体と客体が渾然一体となるのは

観ているこちらにも

伝わってくるものがありますね

大きな感動を届けてくれます

 

 

 

では、なぜ仏教は観察することに重きを置くのでしょう

それは、観察している時(一体となっている時)は

マインドフルネスになれるからです

 

マインドフルネスの目的は自我を消すこと

そのものになることで自我が消えるからです

 

 

およそ悩みの大部分を占めているのは

自我です

「私が」

の「が」は「我」です

 

 

観察の対象は人ばかりではありません

 

例えば自然と一体になる

 

今の時期、新緑がちらほら見え始め綺麗ですね

新緑の若葉色と濃い緑のグラデーションを

観ながらお散歩するときは

 

自然に自身もそこに溶け込んでします

グラデーションの緑になりきります

 

 

途中、うぐいすの囀りが聞こえてきたら

うぐいすと一体になる

 

じんちょうげの甘い香りが鼻を刺激したなら

じんちょうげと一体になる

 

 

仕事や趣味をしているときは

その対象になりきる

 

 

それがマインドフルネスです

 

 

なぜ、なりきることが大切か

それは、雑念とか執着するものから解放されるためです

つまり自由になれるのです

 

そのために

観察を深めるためのトレーニングが

禅とか瞑想なのですね

 

 

ちなみに般若心経の冒頭部分は

「観自在菩薩」から始まりますが

それは皆さんもご存知の観音様のことです

 

 

観音さまの別名が

『観自在菩薩』です

 

観自在菩薩は

「観察」を「自由自在にできる菩薩」

 

 

観察することで何にもとらわれない

自由を得ることができるのです

 

どんな自分にも

意図した自分になれるのです

 

それを「自在」と言います

自由で在る

 

 

 

 

今日も読んでくださり

ありがとうございます。

おかげさま(=^x^=)

 

 

 

趣味:覗き (=^x^=)

これも対象物と一体になっている?

のかな?

どうかな?

 

 

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〜自分軸と自信を育てるために〜』

 

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自由に

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