「“せいで”を“おかげ”」に
自利利他⇄利他自利
のループに入って
心の最適化をはかる
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先日、左股関節を痛めました
歩いても痛むけど
椅子に座るとき、椅子から立つとき
特に痛みが強くなる
関節というより
それを取り囲んでいる筋肉のどこかを痛めた気がする
臀筋付近？
と言っても
臀筋は一つではありません
大臀筋・中臀筋・小臀筋
大腿筋膜張筋・深層外旋六筋
さまざまな筋肉が複層して成り立っている
どこだろう？
おそらく中臀筋だろう
当たりをつけてストレッチを丁寧にしていったら
3日で痛みはとれた
そのときあらためて思いました
「人間って、さまざまな筋肉によって支えられてるんだな」
一人の身体には640の筋肉が存在します
そのどれか一つでも不具合になると
動くことに制限がかかる
つまり全体に影響が出る
ひと一人が動くために必要な元気・活力は
６４０の筋肉によって支えられている
と言っても過言ではないでしょう
この筋肉を
たとえば児童に当てはめて考えるなら
1クラス35〜36人で3クラス
それが6学年で
全校生徒640人になりますよね
その全校生徒すべての体調が滞りなく良好であることで
学校の日常は支えられているのです
これって、極めて稀なこと
奇跡だと思いませんか？
すべての健康は一つ一つの健全があってこそ
これは般若心経でいうところの
「諸法無我」の考え方でもあります
先ほどは学校にたとえましたが
もっと壮大な見方をすると
地球全体が、衆生に支えられている仕組みがあって
はじめて存在している
自分一人で存在するものはなく
すべての中で人は生かされ育まれ
また、一人はすべてを生かし育んでいる
これは素朴に
生きる意味にも通ずることではないでしょうか？
「人が生きる意味はなんでしょう？」
と、問われたとき
生きる意味は
私（個）が生きることで全体（みんな）を支えている
全体（みんな）が存在することで私（個）は生かされている
そこには理屈も根拠もありません
ただ無我があるだけ
私という存在はない
だけど全体があることで私は存在している
私は全体に寄与し
全体は私を寄与してくれている
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